母の食事介助に行った
おかゆ1杯と少しのおかずを食べるのに
大体2時間かかる
その日は機嫌よく
よく笑ってくれた
でも最後に口に入れたお茶を
飲まずに含んだまま
寝そうになってきた
仕方なく口に手を入れ
吐かした
母は泣き顔になった
しかし無理に笑っていた
しゃべれない母は笑うことでしか
いやな気持ちを表現できない
怒ると何をされるか分からないとでも思っているのだろうか
何か弱い動物のように見えた
その顔が今も忘れられない
私が小さなコロの母は気強く
不幸にも負けずに泣き言も言わず頑張っていた
そんな母の最期がこんな事とは
情けなく神様を叱りたいくらいの気持ちだ
母は悪いことをしたことがない
情けなく悲しいよ
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